東北自転車旅行 概要

日程:2012年5月4日(金)~5月16日(水) 12泊13日
総走行距離:約1764.7km
 ※初日の前橋市内でサイコンを用水路に落としてしまったため、各日の走行距離は
  「ルートラボ」により計測した数字を表示しています。
  総走行距離は、各日の走行距離概数の合計です。
使用自転車:ママチャリ


 今回の自転車旅行では、まず東京から国道17号線を経由し、三国峠を越えて新潟へ。新潟からは日本海に沿って国道7号線を北上して青森へ向かいました。
 そして青森から八戸を経て仙台までは、国道45号線を利用して三陸海岸を南下しました。東日本大震災の被災地を経由することについては迷いもありましたが、自分の目で被災地を見ることができたのは意義深かったと思っています。
 仙台からは、(国道4号線の白石経由ではなく)阿武隈川に沿って角田・丸森を経由して福島に向かうというマニアックなルートを走りました。福島からは、国道4号線の旧道(県道)を利用して郡山へ、郡山からは阿武隈高地を横断して水戸へ、そして水戸からは国道6号線で東京へ・・・・・・と、これまたマニアックなルート。本当は福島県の浜通りを走りたかったんだよ! という悔しさを地図上で表現したつもりです。

 使用自転車はママチャリです。三国峠越えや三陸海岸縦断など、非常にきつい思いをしたのは事実ですが、無事に完走することができました。頑丈で壊れにくい、メンテナンスも楽なママチャリが、自分には一番合っていると実感しています。

          ◆

1日目【2012年5月4日(金)】 東京(池袋)⇒沼田 約142.9km
 天気:雨のち晴れ
 訪問した郵便局:なし

 どうにか晴れそう、との予報に反して、この日は朝から雨だった。特にさいたま市内ではかなり激しく降ってきた。幸い、鴻巣市付近で雨はほぼ上がり、以降は晴れ間が広がってきた。
 この日は群馬県の沼田市まで、基本的に国道17号線をひたすら北上。渋川までは平坦な道だったが、以北は一気に山道に変わる。
 前橋市内の県道で、振動で外れたサイコンが用水路に落下するという事態に見舞われる。


2日目【2012年5月5日(土)】 沼田⇒長岡 約131.3km
 天気:晴れ
 訪問した郵便局:なし

 今回の旅の最初にして最大の難関だった三国峠越えを成功させ、新潟県に入る。誰だ、ママチャリで三国峠越えは不可能だなんて言ったヤツは!? 実際のところ、できないと思うからできない、できると思えばできるのが自転車だ。しかし、あまりの激坂に耐えかねたのか、この辺りから段々、チェーンの挙動がおかしくなってくる。
 越後湯沢を過ぎてしまえば、魚沼市の北堀之内あたりまでは平坦な道が続き、道幅も広くて非常に走りやすい。越後川口から小千谷にかけては再び山越え。そして小千谷からは、夕闇迫る中、長岡まで平坦な道をひた走った。


3日目【2012年5月6日(日)】 長岡⇒村上(瀬波温泉) 約122.4km
 天気:雨のち晴れ
 訪問した郵便局:なし

 竜巻がつくば市などに大きな被害をもたらしたこの日、新潟も9時頃から15時頃まで雨が降り続き、非常に大変な行程となった。しかし15時過ぎには晴れ、瀬波温泉の宿からは日本海に沈む見事な夕日を眺めることができた。


4日目【2012年5月7日(月)】 村上(瀬波温泉)⇒酒田 約110.1km
 天気:晴れ
 訪問した郵便局:瀬波 村上小町 吉浦 脇川 勝木 大川谷 鼠ヶ関 早田簡易
    小岩川簡易 大岩川 温海 【計11局】

 パンクが発生した上にチェーンの挙動もますますおかしくなっていたので、急遽村上市街の自転車屋に自転車を持ち込み修理を依頼する。そのため村上出発は11時30分頃までずれ込んでしまった。この日がスケジュールに余裕のある日で助かった。
 この日は日本海に沿って北上する、景色のいいところを走った。


5日目【2012年5月8日(火)】 酒田⇒秋田 約116.8km
 天気:晴れ
 訪問した郵便局:酒田山居町 酒田港 酒田光ヶ丘 酒田千日町 六ツ新田簡易 藤崎
    江地簡易 吹浦 上浜 洗釜簡易 象潟 金浦 仁賀保 西目 海士剥簡易
    本荘 【計16局】

 今日も日本海沿いを、のんびりと北上する。ただし沿道から海が見えたのは、山形―秋田県境と由利本荘市―秋田市の区間だけだった。


6日目【2012年5月9日(水)】 秋田⇒弘前 約169.2km
 天気:晴れ
 訪問した郵便局:八郎潟 真坂 鯉川簡易 琴丘 八竜 八竜大曲簡易 浜口 浅内
    東能代 鶴形 富根 二ツ井 七座 坊沢 綴子 早口 岩瀬 大館川口
    大館片山 大館駅前 【計20局】

 前2日の余裕のあるスケジュールとは打って変わり、秋田から弘前まで160km以上を一気に走るという過酷な行程となった1日。秋田市を朝7時過ぎには出発したおかげで、どうにか明るいうちに矢立峠を越え、弘前には19時頃には到着することができた。


7日目【2012年5月10日(木)】 弘前⇒三沢 約122.5km
 天気:曇りのち雨
 訪問した郵便局:弘前堅田 中島簡易 浪岡 大釈迦 津軽新城 青森千刈 青森合浦
    野内 久栗坂 浅虫 西平内 小湊 清水川 【計13局】

 当初は八戸まで走る予定だったが、雨が降ってきた上に日没が迫り暗くなってきていたことから、三沢で行程を打ち切る。


8日目【2012年5月11日(金)】 三沢⇒宮古 約166.9km
 天気:雨のち曇り
 訪問した郵便局:普代 【計1局】

 前日の行程を三沢で打ち切った影響で、今日は1日で三沢から三陸海岸の山道を走り抜けて宮古まで行くという、過酷なスケジュールになった。しかも途中で日が暮れてしまい、摂待から宮古までは真っ暗な山道を延々走るという、非常に怖い思いをする羽目になってしまった。
 この日から、東日本大震災津波の被災地を走り始める。国道45号線沿いでは田老付近を除き、復旧・復興が進んでいる地域が多かったように思う。


9日目【2012年5月12日(土)】 宮古⇒気仙沼 約142.6km
 天気:曇りのち晴れ
 訪問した郵便局:なし

 今日も昨日に引き続き、震災の被災地を走る。市街地が被災した場所とそうでない場所に二分されていた宮古や釜石、大船渡。市街地全体が被災した陸中山田や大槌、そして陸前高田。集落の高台移転によって被災を免れた三陸町吉浜。今後の復興や防災対策がどうあるべきか、真剣に考えさせられた。


10日目【2012年5月13日(日)】 気仙沼⇒仙台 約137.1km
 天気:晴れ
 訪問した郵便局:なし

 気仙沼の、津波で被災した地域とそうでない地域とのあまりの落差が衝撃的だった。震災前と全く変わらない街並みは、わずか数十メートル海の方に進むだけで、完全な更地に変貌する。志津川(南三陸町)は市街地そのものが消え去り、国道だけが辛うじて修復されているという状態だった。震災から1年以上経ってもこの状態であり、「復興」に向けた困難な道のりを予感させた。


11日目【2012年5月14日(月)】 仙台⇒郡山(丸森経由) 約136.8km
 天気:晴れ
 訪問した郵便局:仙台諏訪 名取 岩沼相の原 岩沼桑原 吹上簡易 角田 館山
    丸森 五十沢 梁川 粟野 保原 文知摺 福島八島町 福島花園町
    福島豊田町 福島栄町 福島県庁内 【計18局】

 本当は国道6号線を南下したかったが、原発事故で通行不可能なため、中通りを郡山まで向かう。槻木―福島間は国道4号線経由ではなく阿武隈川沿いの国道349号線を走るというマニアックなコースにしたが、阿武隈川を望みながら走る区間は景色もよくオススメ。


12日目【2012年5月15日(火)】 郡山⇒水戸 約136.5km 
 天気:雨
 訪問した郵便局:なし

 丸一日雨で、沿道の風景を楽しむどころではなく、暗くなる前に水戸までたどり着こうと必死になって山道をこぎ進めるだけの1日だった。


13日目【2012年5月16日(水)】 水戸⇒池袋 約129.6km
 天気:晴れ
 訪問した郵便局:茨城県庁内 茨城長岡 茨城 上野合 堅倉 竹原 千代田新治
    千代田七会 土浦中貫 土浦中村 土浦荒川沖 牛久駅西口 本牛久
    藤代宮和田 藤代 藤代清水 取手新道 取手一 【計18局】

 水戸からは国道6号線を、東京・日本橋まで走る。単調といえば単調なコースだが、長い旅の最後を飾る晴天で、特に東京都内の橋からはきれいな夕日を望め、なぜだか感動してしまった。


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コメント

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はじめまして
村上市出身者です。
ママチャリで凄いですね。
川崎在住なんですよ、川崎~村上を目指してます。
なんか勇気づけられました。
これからも拝見させていただきます。

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