【東北自転車旅行】2日目 沼田⇒長岡 その3

(3) 越後湯沢⇒長岡

14:10 越後湯沢駅前(出発)
 急勾配を下り、国道17号線に合流する。が、少し走ると、再び上り坂になる。もう上り坂はないと思っていた私にとってこれは予想外で、回復したはずの疲労があっという間にぶり返してしまう。

14:23 南魚沼市


 湯沢町から南魚沼市に入ったところで上り坂は終わり、再び急な下り坂になる。そして下り坂が終わると、今までのきつい山道が嘘のように、平坦で幅の広い道が現れた。



 片側2車線のように見えるがそうではなく、路肩の幅が東京の道路の1車線分くらいあるのだ。なお、信号機の形に注目。縦型の信号機が、ここが雪国であることを教えてくれる。

 とにかく、平坦で幅が広くて直線状の道がどこまでも続く。おまけに沿道には田畑や山並みが広がり、景色もいい。一面に広がる水田は、さすがに日本一のブランド米「魚沼産コシヒカリ」の産地である。もっとも、まだ田植え前のようだったが。

14:46 東京から220km



同地点より、田んぼと山並みを望む

14:55 「魚沼24km 長岡63km」

 道路脇には東京から222km地点であることを示すキロポストも。

15:25 東京から230km

 南魚沼市役所がある六日町の市街地を過ぎた辺り(だったと思う)。
 見事に時速15kmペースで走っています。

15:38 空が広いなぁ・・・・・・


15:54 浦佐駅前


 浦佐駅前にあるという噂の「あるもの」を見るため、浦佐駅に立ち寄る。しかしこちら側(西口)には見当たらなかったので、東口に回ってみると・・・・・・。


 ありました。

 頭上に屋根まで被せられた、田中角栄の銅像である。
 氏の事績については評価が分かれるところだろうが、少なくとも新潟県に対して多大な功績を残したことは間違いあるまい。その田中角栄が地盤としたのが新潟県の中越地方で、上越新幹線に浦佐駅が設けられたのも、氏の政治力の賜物だと噂されているところである。

※ ただし、新幹線はもともと越後湯沢と長岡の間を直線状に結ぶ予定であり、その中で魚沼地方に一駅だけ駅を設けるとすれば、越後湯沢と長岡の中間地点にあたる浦佐が適当だった・・・・・・というのが、どうやら真相のようである。


浦佐駅東口

16:07 越後湯沢方面行き列車とすれ違う


 浦佐駅前を出てしばらくの間、国道17号線は上越線の線路と併走する。たまたま前方から列車がやってきたので、パチリと一枚。

16:10 東京から240km

 ここもまだ南魚沼市内。

 ここからしばらく走ると、「五箇」という名の交差点に出る。ここから先、国道はバイパスとなって魚沼市の市街地の外れを通り抜けるルートになっている。私は旧道に相当する県道を通ることにする。


旧道に相当する県道。道幅は狭いが交通量も少なく、のどかな道だ。

 程なくして、ようやく南魚沼市を抜け、魚沼市に入る。

16:33 小出駅前


 魚沼市の中心である小出地区に設けられた駅だが、駅自体は町外れにある。
 小出からなおも県道を道なりに進むと、やがて堀之内地区の市街地に入る。そして、堀之内地区の市街地の外れで、再び国道17号線に合流する。

16:50 「川口6km 長岡31km」


 だんだん陽が西に傾いてきた。長岡まではあと約2時間といったところか。どうにか、日が暮れるまでには到着できそうだ。

16:55 北堀之内駅に向かって走る上越線列車

 この辺りから小千谷にかけては、再び山がちなルートになる。

16:59 和南津トンネル


 入口の側では十分な歩道スペースが確保されているにもかかわらず、トンネルの途中で口径が狭くなり歩道スペースがなくなるという、何とも意地の悪いトンネルである。最初から車道部分を走るべきだったと後悔。

17:12 越後川口(東京から260km地点)


 新潟県中越地震の震源地に近く、震度7を記録した地でもある。かつては川口町という独立した町だったが、長岡市に吸収合併された。



「川口」の名の通り、信濃川と魚野川が合流する地点である。

 ここから小千谷にかけては、いよいよ今日最後の山越えとなる。最後の力を振り絞って、上り坂に挑む。

17:17 跨線橋から線路と信濃川を望む



「小千谷6km 長岡24km」

17:28 小千谷市に入る


 しばらく走ると、小千谷市街に向かう国道351号線が分岐する交差点に出る。国道17号線をそのまま進むとバイパスに入ってしまうことだし、ここは小千谷市街に向かう。

17:39 小千谷駅前


 ここも2004年の新潟県中越地震の際に甚大な被害を受けた地域で、駅前の交差点の一角がぽっかりと空き地になっており、地震の被害を受けたことを物語っていた。その空き地には、鯉のぼりが泳いでいた。そういえば今日は「こどもの日」だった。


駅前の空き地と鯉のぼり

17:53 信濃川と夕陽


 国道17号線の旧道に相当する新潟県道589号線から撮影。
 少し進むと、まもなく国道17号線に合流する。
 そして国道17号線に合流すると、道は一挙に広くなり、片側2車線と十分すぎる幅の路肩を有する堂々たる道になった。


越後滝谷駅付近の国道17号線。とにかく道が広い。

 しばらく走ると、国道はバイパスとなって分岐して行き、旧道に相当する県道498号線は片側1車線になる。それでもなお、東京の道路とは比ぶべくもないほどに走りやすい道である。
 長岡の市街地が近づくにつれ、空もだんだん薄暗くなってくる。でも、ゴールまであと一息だ。

18:44 長岡駅前


 三国峠という難所を越えて130kmあまりの道のりを走り抜き、無事に長岡駅前に到着。

          ◆

 長岡駅前の地下には大きな無料(!)の駐輪場ができていたので、そこに自転車を置き、今日の宿に向かう。今日は、長岡駅に程近い場所にあるビジネスホテルを予約してある。お金はかかってしまうが、丸一日走り続けてヘトヘトなことだし、せめて夜寝るときくらいは、気兼ねなくゆっくり休みたい。値段だけで選んだそのビジネスホテルは、実は2年前、新潟・長野自転車旅行の折に泊まったビジネスホテルと同じ場所であった。


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