【東北自転車旅行】4日目 村上⇒酒田 その2

(2) 府屋⇒酒田

14:22 県境近くの海岸線


 道を間違えて国道を行き過ぎてしまったので、引き返してちょっと戻る。その時に撮影。
 
14:26 新潟県側最北の集落、伊呉野(いぐれの)


 ここはまだ新潟県だが、山形県側の集落である鼠ヶ関とは隣り合っている。というよりも、一つのまとまった集落の中に県境が引かれ、新潟県側を伊呉野、山形県側を鼠ヶ関と呼んでいるのだ。都市部を別にすれば、集落のど真ん中に県境が引かれているというのは、全国的に見ても珍しいのではないだろうか。


鼠ヶ関駅に侵入する普通列車


集落のど真ん中に県境がある


県境標。右が新潟県、左が山形県。


県境通過記念スタンプも設置されている。

14:34 山形県側最初の駅、鼠ヶ関


 ついに山形県まで来た!

14:45 「史蹟念珠関(ねずがせき)址」の石碑


 こちらの関所は慶長年間から明治5年までのもので、古代奥羽三関の鼠ヶ関は今の県境辺りにあった、とのこと。「ツーリングマップル」はためになる。

14:56 早田簡易郵便局


 国道7号線から離れて脇道を進むと、集落の中に郵便局があることが多い。

15:04 山形県に入っても、まだまだ海沿いを進む


15:11 小岩川簡易郵便局


 ここも、国道から離れた脇道沿いに郵便局がある。公民館の中に簡易郵便局が設けられていた。


郵便局の目の前にある小岩川駅

15:19 海沿いの道をどこまでも


15:24 小岩川があれば大岩川もある(大岩川郵便局)


15:41 あつみ温泉駅


 駅のすぐ隣には温海(あつみ)郵便局もあったので、ここも訪問する。
 酒田方面で次に郵便局があるのは5km以上先なので、今日の郵便局めぐりはここで打ち止めとし、後は酒田まで、ひたすら自転車を走らせ続けることになる。

15:49 暮坪バス停


「酒田49km 由利本荘110km 秋田150km」の案内表示が立つ。目標の19時までに酒田に到着することはできるだろうか。
 正面に見える岩は「立岩」。

16:14 波渡岬付近。


 今日は比較的平坦な道だったが、この辺りはにはけっこうアップダウンがある。

16:17 波渡岬の灯台。新潟から126km地点。



波渡岬にて

 ここでは、群馬から車で一般道を経由してここまで来たという夫婦と少しだけ話をした。車なら、今日の早朝に出ても1日でここまで来れるらしい。私がこの自転車で埼玉から4日かけて来たと言うと、さすがに驚いていた。

16:39 三瀬付近


 村上からずっと寄り添ってきた日本海とも、ついにお別れ。三瀬からは国道7号線は内陸部を進み、鶴岡を経由して酒田に至る。
 もっとも私は鶴岡を経由せずに、海沿いを走る山形県道50号線を通って酒田に行きたいと考えていた。しかし・・・・・・。

16:48 「(県道)50 海沿い道路 加茂の手前 通行止」


 県道50号線の分岐点が近づくと、しきりにこの看板が現れ、酒田方面へ向おうとする者に国道7号線を直進するように訴えている。
 もっとも、単に「通行止め」というだけでは、どういう事情で通行止めなのかが分からない。もしかしたら自転車くらいが通ることは可能なんじゃないか・・・・・・と、少し期待したりもする。が、そんな期待は脇へ追いやり、ここは素直に国道7号線を進むことにする。もしも自転車すら通れないような状態だったとしたら、シャレにならない。
 ここから国道7号線は、由良峠という峠を越え、庄内平野の鶴岡へと向けて駆け下りていく。

16:56 由良峠の上り坂


 今日唯一の峠越えで、坂を上っているときはさすがにきつく感じられたが、いざ坂道を上りきってみると、想像したよりも大した峠ではなかったような気がする。三国峠を越えた後で見れば、この程度の峠道は単なる坂道に見えてしまうから不思議だ。
 由良峠を越えると景色が一変し、庄内平野の水田地帯を進むようになる。鶴岡の市街地が近づくにつれ、交通量が増えてくる。国道7号線はバイパスによって鶴岡の市街地をパスしているので、旧道に相当する県道332号線を使い、鶴岡市街に向う。

17:46 鶴岡駅前


 ここから酒田市街まで、あとまだ20kmちょっとある。日が暮れるまでに市街地入りできるかは微妙な情勢になってきた。

18:01 庄内平野の夕暮れ


 次第に辺りが暗くなってくる中、庄内平野の大水田地帯の中を駆け抜ける。疲れてはいるが、日が暮れて暗くなってしまう前に、可能な限り距離を稼ぎたい。知らない場所、とりわけ何もない田舎道を夜走るというのは、なるべく避けたい。そう思うと不思議なもので、自分の中のどこにこんな体力が残されていたのかと思うほどの勢いが出せる。全力疾走で、ただひたすら、前へ、前へ。もう何も考えない。最上川を渡るまでは、まっすぐに国道7号線を突き進む。

18:49 最上川に架かる新両羽橋の上から。まだ辛うじて残照が。


 ここから酒田の中心部までは、まだ2~3kmほど距離がある。残念ながら、目的地にたどり着く前に、空は完全に真っ暗になってしまった。でもまあ、暗くなる前までに市街地入りできただけでも良しとしよう。

19:06 酒田市役所前


 今日の宿は市役所の近くにあるので、本日はここをゴールにする。自転車屋に立ち寄ったために出発が遅れてしまったが、それでもほぼ目標通りの時間に、酒田に着くことができた。


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