【東北自転車旅行】5日目 酒田⇒秋田 その1

5日目【2012年5月8日(火)】 酒田⇒秋田 約116.8km



(1) 酒田⇒象潟



 一夜を過ごしたビジネスホテルの窓から、「山居倉庫」を見下ろす。
 フロントで貰った観光案内の冊子によれば、1893(明治26)年に建設された米の保管倉庫で、現在も現役の農業倉庫として使用されている、とのこと。うち1棟は、庄内米の歴史を紹介する「庄内米歴史資料館」として公開されており、入館料は300円也。

 
          ◆

08:55 出発
 一晩お世話になったビジネスホテルを後にし、まずは、近くにある酒田山居町郵便局を訪問する。その後、できれば庄内米歴史資料館を見学したかったが、秋田への到着時間に不安があったので差し控え、酒田駅へ向う。今思うと、もったいないことをしたと思う。郵便局めぐりをいくつかカットしてでも、訪れておくべきだった。

09:17 酒田駅前


 酒田市の玄関に敬意を表し、酒田駅を訪問する。
 その後、酒田港郵便局、酒田光ヶ丘郵便局、酒田千日町郵便局、と酒田市内の郵便局を3ヶ所訪問し、午前10時頃、秋田へと向けて一路、北へ針路をとる。
 ・・・・・・がその前に、開店直後のスーパーで「半額」のシールが貼られた食糧を入手する。家から持参した大量の握り飯も、既に底をついていた。

10:13 山形県道353号線を進む


 秋田県との県境に近い吹浦(ふくら)までは、国道7号線ではなくこちらの県道を走る。庄内平野はさすがに日本有数の米どころだけあって、どこまで行っても田んぼが続く。

10:22 行けども行けども大水田地帯


10:37 六ツ新田簡易郵便局


 大水田地帯を貫く幅の広い県道も、やがて道幅の狭い普通の道になる。そして、日向川という名の川を渡ると、県道の右手に簡易郵便局がある。うっかり見落として通り過ぎてしまいそうになった。

10:53 藤崎郵便局


 県道353号線も、もはやすっかり、ごく普通ののどかな田舎道になってしまった。交通量さえ少なければ、個人的にはこういう道の方が好き。
 六ツ新田簡易郵便局の辺りからは、ずっとこんな感じの道が続く。宅地が途切れれば、沿道は田んぼばかりになる。郵便局めぐりのおかげでこういう道を走れるのはありがたい。

11:13 江地簡易郵便局


 今日はスケジュールに余裕があるため、ちょっと寄り道してこの郵便局も訪問する。自転車で東京からずっと走ってきたと言うと、お褒めの言葉をいただいた。こうして自分の頑張りを認めてもらえると、疲れも一気に吹き飛ぶものである。

11:39 吹浦駅前


 庄内平野の北端に位置する駅で、ここで酒田方面に折り返す列車も存在する。次の列車まで1時間あるせいか、駅には誰もいなかった。せっかくなのでここで少し休憩をすることにし、待合室のベンチに腰掛け、酒田で買ったばかりの「半額」の値札が付いたパンをかじる。


駅舎内部。無人駅で、乗車駅証明書発行機が設置されている。


駅構内。この駅で折り返す列車もあるためか、割合に広い構内。


「芭蕉止宿の地」「鳥海山と十六羅漢岩の吹浦」


駅前には初代鉄道助・佐藤政養の銅像が建つ

 そして12時ごろ、吹浦駅を後にし、いよいよ秋田県境に向けて自転車を走らせる。その前に吹浦郵便局にも立ち寄ったが、この郵便局は分かりにくい場所にあり、見つけるのに少々難儀した。

12:16 国道345号線沿いに立つ松尾芭蕉の句碑


 「あつみ山や吹浦かけて夕すヾみ」
 この付近では国道7号線は山間部通るバイパス道になっており、海沿いを走るのは国道345号線。


平野が尽き、海沿いまで山が迫る地形となる。

12:22 貨物列車とすれ違う


 羽越本線は物流の大動脈。

12:24 海を望みながら走る


12:30 山形県側最後の駅・女鹿(めが)駅付近で国道7号線に合流する。


 「由利本荘38km 秋田78km 青森280km」の表示が。
 なお、この近くにある女鹿駅は1日上下合わせて 本しか列車が止まらない駅で、一部のファンの間では「秘境駅」扱いされている。せっかくなので立ち寄ってみたいと思ったが、駅を見つけることができなかった。

12:42 ついに秋田県へ!


 県境までは緩やかな上り坂だったが、これ以降は緩やかな下り坂になる。

12:53 上浜郵便局


 国道を進まずに途中で旧道(と思われる)に折れると、小砂川駅近くに上浜郵便局がある。
 海沿いを走ってはいるが、秋田県に入ると、国道7号線から海は見えなくなる。

13:07 上浜駅


 国道を右折して急坂を登ったところに、羽越本線の上浜駅がある。
 ちなみに、駅前には郵便局もあるが、名称は洗釜簡易郵便局。上浜駅前に上浜郵便局がないというのは、何ともややこしい。


上浜駅前から国道を見下ろす

13:37 象潟駅前


 沿道風景がにわかに市街地に変わると、にかほ市役所が置かれている象潟である。かつては九十九島と呼ばれる島だったが、1804年の象潟地震で隆起し、陸地になったのだとか。自然の威力を改めて思い知らされる。


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