【東北自転車旅行】6日目 秋田⇒弘前 その1

6日目【2012年5月9日(水)】 秋田⇒弘前 約169.2km



(1) 秋田⇒能代

 今日の目的地は弘前である。
 秋田から弘前までは、かなり遠い。国道交通省の東北地方整備局が提供している「道路時刻表」によれば、秋田市から弘前市までは164.3kmもある。私の足では、ぶっ通しで走ったとしても11時間以上かかる計算になる。
 どうにかならないか、と、色々策は講じてみた。一つのアイディアは、目的地を大館にしてしまうこと。もう一つは、酒田と弘前の中間地点あたりに宿を取るというアイディアだった。
 このうち目的地を大館にしてしまう案は、旅の日数が増えてしまうという理由で却下。酒田と弘前の中間地点あたりに宿を取るという案に一瞬は決まりかけたが、しかし宿代が秋田市内の方がはるかに安いという理由で、こちらも却下。結局、秋田に宿泊した上で弘前までを一日で走りきるという案に落ち着いたのだった。
 そんなわけで、今日は朝の7時過ぎには宿を出てしまうことにし、目覚まし時計は5時半に設定した。幸い、窓から差し込んできた日差しのおかげで、5時過ぎには自然に目を覚ますことができた。
 
          ◆

07:12 出発


 昨晩宿泊したのは、「ホテルなにわ」という民宿のようなところ。
 別に難波さんが経営しているというわけではなく、経営者の方が大阪出身なのがホテル名の由来らしい。値段だけで選んだような宿だったが、思った以上に良い所だった。チェックアウト時には、経営者のご夫妻に玄関先まで見送っていただいた。

 朝の通勤時間帯とあって、車や人通りが多い。制服を着た中高生とよくすれ違う。自転車に乗った人も多い。公共交通機関が不便なだけに、車を運転できる人は車に、そうでない人は自転車に乗るのだろうか。
 昨日に引き続き県道56号線を進み、市街地の外れで国道7号線に合流する。国道7号線も交通量が多い。歩道も幅が広かったので、ここは歩道を走ることにする。

08:05 追分


 男鹿方面に向かう道が分岐する。片側2車線の広い道だった国道7号線も、この辺りからは1車線になる。


追分以北の道

08:30 大久保駅前


 全国に3つある「大久保駅」のひとつ(あと2つは、中央線の大久保(新宿区)と山陽本線の大久保(明石市))。
 この付近では国道7号線はバイパスになっているので、旧道に相当する県道を走る。

08:43 県道303号線を進む(羽後飯塚駅付近)


 沿道は田んぼが多い。

08:44 思わぬ邂逅(五能線に直通するリゾート列車)


08:45 国道7号線への合流地点。ここから井川町に入る。


08:50 井川さくら駅


 人名のような駅名として知る人ぞ知る。

08:57 五城目町


 相変わらず、行けども行けども水田地帯。

09:02 八郎潟町


 国道7号線を離れて県道に入り、八郎潟町の市街地に入り込む。そして八郎潟郵便局で、今日最初の旅行貯金をする。
 とはいえ、今日はスケジュールもタイトなので、郵便局めぐりも最小限にとどめないといけない。と言いつつ、この後、真坂郵便局も訪問。

09:31 三種町


09:36 北緯40度



路面に引かれた北緯40度線。文字が消えかかっているが、マドリード、フィラデルフィアと同緯度であることを示す。温暖なイメージのスペインと雪国秋田が同緯度というのも興味深い。

 この後は、鯉川簡易郵便局、琴丘郵便局と、いずれも旧街道筋にある郵便局を訪問。旧街道筋を走るのは楽しい。

10:12 ふたたび国道7号線を走る


 辺りは一面田んぼばかりだが、道路脇に柵が立てられ、見晴らしは悪い。秋田県内の道路脇は、このような柵が立てられていることが多い。

10:23 一面の水田


 今日はスケジュールがタイトだといいながら、わざわざ寄り道をして八竜郵便局、八竜大曲簡易郵便局、浜口郵便局を相次いで訪問する。今は三種町役場が置かれている辺りはかつて八竜町と呼ばれたところで、浜口郵便局では、八竜の名にちなんだ「竜」の図柄が描かれた局名印を押してくれた。

10:54 八竜町大曲付近


「能代13km 大館65km 青森155km」の案内表示。
 弘前から青森までは30km程度なので、今日はあと125km走らないといけないことに・・・・・・。

10:59 能代市に入る


 今やどこに行ってもコンビニがある。食糧調達に不自由しないと言われればその通りだが、コンビニは値段が高いので極力買い物はしないようにしている。

11:49 東能代駅前


 ここまでずっと平坦な道が続いてきたおかげで、距離は長いものの案外楽に走ることができた。が、ここから先は大館まで、米代川に沿って川をさかのぼる形になる。地図を見ても結構起伏がありそうだし、気を引き締めてかかる。大館まで、あと50kmはある。その後、矢立峠を越えて弘前まで行かなければならないことを考えると、遅くとも16時までには大館に着きたい。


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