【東北自転車旅行】9日目 宮古⇒気仙沼 その2

(2) 陸中山田⇒釜石

11:28 岩手船越付近

 海に近い場所だが、高台にある線路は無傷。


「釜石21km 大船渡62km 仙台232km」
 
11:45 大槌町に入る


 この辺りは、四十八坂海岸を望みながら走る景色の良い場所。ただし山がちな地形であり、道路は高台に敷設されている。当然、起伏も激しい。

11:59 吉里吉里


 井上ひさしの小説「吉里吉里人」で一躍有名になった吉里吉里の集落も、大きな被害を受けた。


吉里吉里駅付近の国道45号線。この辺りは高台に位置している。

 吉里吉里から再び一山を越えると、町役場などがある大槌町の中心地に入る。

12:14 大槌市街

中心部を走る県道280号線より。沿道の建物はことごとく破壊されている。


(旧)大槌町役場。津波は2階天井までを飲み込み、町長・町職員計40名が犠牲になった。


破壊された自動車が集められていた


見渡す限りの更地

 県道をさらに進んで国道45号線との合流地点付近まで行くと、ショッピングセンターがあった。高台に位置して津波被害を免れたらしいそのショッピングセンターは営業しており、中に入ると、スーパーマーケットは買い物客でごった返していた。被災地のスーパーマーケットだからと言って、特別、何が違うわけでもないのだ。全国のどこのスーパーマーケットでも見られる「日常」が、そこには確かに存在していた。
 私はここのスーパーで、今日の夕食と明日の朝食を購入した。

12:36 大槌町から釜石市へ向かう上り坂


12:41 トンネルを抜けると釜石市


12:46 鵜住居

歪んだガードレール、破壊された集合住宅


一面のがれきの山


岩手県交通のバス停

13:02 両石橋


 鵜住居から「恋ノ峠」という低い峠を越えると両石地区。
 「大船渡45km 気仙沼78km 仙台214km」の表示が立つ。
 気仙沼まであと5時間強で着くのは・・・無理だろうなぁ・・・・・・。

13:13 鳥谷坂トンネル


 このトンネルを抜けると釜石市街。
 歩道もない長大トンネルで交通量もそれなりに多かったが、特に問題なく通過することができた。
 トンネルを抜けるとすぐに、釜石市街に向かう道が分岐する。そちらの道に入り、釜石駅を目指す。一見すると普通の市街地を走るが、沿道には解体工事中の建物が目に付く。

13:28 釜石駅前


 一見すると無傷のように見える釜石駅も、津波の際は数十センチほど浸水したらしい。こんな奥まったところまで津波が・・・・・・と思わずにはいられなかった。
 山田線の宮古―釜石間、三陸鉄道南リアス線(釜石―盛(さかり。大船渡市)間)の全線が運休しているため、この駅にやってくるのは釜石線(花巻―釜石間)の列車のみである。

 あまり時間もないので、休憩もそこそこに大船渡方面へと向けて自転車を走らせる。


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