【東北自転車旅行】13日目 水戸⇒池袋 その1

13日目【2012年5月16日(水)】 水戸⇒池袋 約129.6km



(1) 水戸⇒土浦

 長いようであっという間だった13日間の行程も、今日がいよいよ最終日。2週間前、東京から沼田を目指して旅立った日のことが、遠い昔のことのように思えてくる。ママチャリでの東北一周達成が目前に迫っていることを思うと、さすがに感慨深い。
 だからというわけではないが、今日は早めに宿を出てしまう。昨日の雨が嘘のように、今日はさわやかな五月晴れである。

 ちなみに、前日泊まったのは「偕楽園ユースホステル」というところ。ユースホステルとは言っても相部屋ではなく、個室の部屋を申し込んだ。夜寝るときくらいは、誰にも気兼ねすることなくゆっくり休みたい。こういうことを言うとすぐに「近頃の若者は(略)」などと言い出す人がいるが、


   《自主規制》




                                まったく迷惑な話である。
 
          ◆

08:14 偕楽園ユースホステル(出発)


 まずは市街地を走り抜け、水戸駅に向かう。駅まで行かないと、どうにも水戸まで来た気がしない。ちょうど通勤通学ラッシュのピークで、ひっきりなしに歩行者や自転車、車が行き交う。

08:28 水戸駅前


 水戸駅からは上野まで直通する電車がひっきりなしに発着し、東京まではわずか2時間半で着いてしまう。でも私は、丸1日かけて自転車で向かう。今日は旅行貯金も、思う存分できそうだ。

09:05 茨城県庁


 水戸駅から結構距離がある場所に、豪華な茨城県庁が空に向かってそびえ立つ。この庁舎を建てた頃は、地方自治体の財政も豊かだったのだろうか。
 茨城県庁内郵便局で、今日最初の旅行貯金をする。梅の絵柄が描かれた「宝の局名印」だった。



09:30 茨城町


 茨城県庁を出て県道50号線(水戸神栖線)を国道6号線方面に向かって南下すると、水戸市を抜けて茨城町に入る。
 茨城県庁が水戸市にあって、その隣に茨城町があるというのもややこしいが、別にありえない話でもない。あまり知られていないが、廃藩置県の際に県名を決めるにあたっては、「県庁所在地の都市名」または「県庁所在地が属する郡名」を県の名前とすることが原則とされた。茨城県については、県庁所在地の水戸市が「東茨城郡」にあったから「茨城県」なのである。そして、同じ「東茨城郡」に属する町が「茨城町」を名乗ることも、別に不思議ではないのだ。

09:36 国道6号線交点


「石岡21km 土浦36km 東京100km」
 東京まで、あとちょうど100km!!
 ここですぐに国道6号線に入るのではなく、可能な限り旧道を走る。

09:46 茨城長岡郵便局


09:50 旧道に相当する県道16号線を行く


09:58 茨城郵便局
 茨城町役場近くにある茨城郵便局を出て少し走ると、国道6号線に合流する。
 国道は交通量が多いので、歩道を走る。

10:19 上野合郵便局前


 国道から再び脇道に入り、上野合郵便局を訪問する。局名印には「はにわの里」と記されていた。

10:30 小美玉市小岩戸


 再び国道6号線に合流する。
 この辺りはかつて「美野里」という町名だったが、周辺の小川町、玉里村と合併した際、各町村の名前から一字ずつ取って「小美玉市」となった。市役所は旧美野里町役場である。
 ここから先は基本的に、延々と国道6号線を走る。関東平野の只中だけあって、さすがに起伏は少なく走りやすい。

11:10 石岡市


11:35 かすみがうら市


 これも合併によって誕生した市で、この辺りは合併前は千代田町といった。
 ※「かすみがうら市」は、千代田町と霞ヶ浦町との合併により誕生

11:55 千代田新治郵便局
 国道沿いにあった郵便局で旅行貯金をすると、窓口の方が「この近くにナナエの郵便局がある」と言って、そこまでの道順を教えてくれた。この郵便局前の国道と交差する道を進み、最初の十字路で左折し、まっすぐ進んで市役所前を通り過ぎて・・・・・・というのが、道順の要旨だった。

12:10 千代田七会(ななえ)郵便局


 なるほど、「七会」だから「ななえ」か・・・・・・。
 郵便局前の道は、おそらくは旧水戸街道の街道筋だろう。

12:30 土浦中貫郵便局
 国道6号線で土浦市に入るとすぐ、また旧道が分岐する。旧道沿いの中貫郵便局を訪問する。
 ここから先、国道6号線は「土浦バイパス」となって市街地の外れを通り抜けていく。なので私はこのまま旧道に相当する道を進み、土浦の市街地の中を通り抜けていく。

12:51 旧筑波鉄道・真鍋駅跡


 1987(昭和62)年の3月31日まで、土浦から筑波山の麓を通って水戸線の岩瀬駅まで、筑波鉄道という私鉄ローカル線が走っていた。筑波鉄道の線路跡は現在、大部分が「筑波自転車道」として整備されているが、この自転車道、沿道に旧筑波鉄道の遺構がけっこう残っているので楽しい。
 私は以前、この自転車道を旧筑波駅付近まで走ったことがあった(2009年5月の筑波自転車旅行)。機会があれば、いつか終点の岩瀬まで走ってみたい。

13:13 土浦の市街地の外れで、再び国道6号線に合流する


 東京までの距離は62kmに縮まっていた。

 土浦まで来れば、もう完全に東京への通勤圏の範囲内だ。ここから先は、沿道風景もほとんど宅地ばかりになる。


------------------------------

東北自転車旅行 目次へ戻る

スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)