【東海北陸自転車旅行】8日目 金沢⇒富山 その2

(2) 城端⇒富山

 ここ城端は「越中の小京都」として知られる町であるが、特に2008年にテレビアニメ「true tears」(※詳細はWikipediaの記事参照)が放映されて以降は、アニメの舞台になった町として若い世代にも脚光を浴びることになった。アニメ自体には「城端」の地名が出てくるわけではないが、作品の舞台である「麦端(むぎは)町」は城端がモデルになっていると言われており、事実、作中では城端の町並みがそのまま登場したりしていた。また、登場人物の一部には、富山県の地名から取ったと思われる名前が使用されていた(「石動」や「黒部」が該当)。
 そして、こうした実在の町を舞台にしたアニメ(ないしはゲーム)が放映されると必ず現れるのが、いわゆる「聖地巡礼」をする人たちである。聖地巡礼とはファンの間で通用している俗語で、要するに作品の舞台になった町を訪ね歩く行為のこと。その経済効果に着目したのか、近年は実在の町を舞台にした漫画やアニメが続々と登場している。中には実在の都市名をそのまま作中で用いたり、舞台になった市の市長が自ら「推薦文」を寄せる事例も現れている。
 
 私自身はこのアニメをリアルタイムで視聴していたわけではなく(そもそもテレビを持っていない。ゆえにNHKの受信料は払っていない)、2年くらい前に何となしに「石動」で検索してみたら、検索結果の上のほうに「石動乃絵」という名前が出てきて、何だろう? と思ってクリックしたらアニメの登場人物の名前だった、という次第である。こんな検索結果で釣られる私も私だが・・・・・・。

 さて、私も他聞に漏れず、アニメの舞台を訪ねにわざわざ城端までやって来た一人である。さも一般観光客である風を装って(あちら側の人間をイッパンジンと認識している時点で、自分も立派に「こちら側」の人間なのだろう)観光案内所に入ったが、どうやら観光案内所の方は全てを理解していたらしい。地図を広げながら、見所を熱心に説明してくれた。
 とはいえ、雨も降っているし余り時間もないので、駆け足で主だったポイントを押さえるにとどめることにする。


城端の町並み


城端の町並み2


城端町内にて


城端郵便局。周辺の景観にあわせた建物。


国道沿いから山並みを望む


A-coopなんとセフレ(JAなんと(南砺)の「セーフティーフレッシュ」 、という意味らしい)


北陸銀行城端支店前の交差点

 駆け足ながら城端を堪能し、16時過ぎ、城端を後にして県道を高岡方面へ向かう。

16:32 福野駅前


 田んぼが広がる県道277号線(福野城端線)を走り、周囲がにわかに市街地になってくると、福野に到着する。ここから先は県道20号線で砺波へ行き、さらに砺波からは、国道156号線(砺波街道)で高岡へ行く。
 国道156号線沿いは完全に宅地化されていて、面白みには欠ける。雨脚も強くなってきたので、変わり映えのしない景色の中を、がむしゃらにこぎ続ける。

17:30頃 高岡市街
 高岡市役所に近い広小路交差点で右折し、今度は県道44号線を富山に向けて走る。国道8号線の旧道に相当する道で、沿道にはずっと市街地が広がる。
 高岡市内にも「true tears」関係の「聖地」があるが、大雨のうえ日も暮れてきたので、泣く泣く割愛する。

 しかし、高岡から富山までは、想像以上に遠い。北陸本線だとわずか4駅隣だが、距離にすれば20km以上あるだろう。おかげで、ようやく富山市の市街地に入った頃には、既に完全に日が暮れてしまった。

19:26 富山駅前


 城端からずっと無休憩で走ってきたため非常にくたびれたが、どうにか富山駅前に到着。



------------------------------

東海北陸自転車旅行 目次へ戻る

スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)