【江ノ島自転車旅行】その1 往路編(池袋⇒江ノ島)

その1 往路編(池袋⇒江ノ島)

 朝早く出発して暑くなる前に少しでも距離を稼いでしまいたかったので、今日は4時半に起床する。日の出の早い夏とはいえ、この時間では、まだ辺りは薄暗い。そう言えば上り「ムーンライトながら」はこんな時間に東京駅に着いていたなと思いながら、朝食をがっつり摂って英気を養う。どんなに忙しくても、朝食を摂るのは欠かさない主義。

          ◆

06:10 椎名町(出発)
 辺りは十分明るくなってきたが、この時間ではまだ人通りも少ない。吹いてくる風も涼しく、心地よい。
 まずは山手通り(都道317号線)をひたすら南下する。よく走っている道なので、特に珍しいこともない。まだ交通量の少ない道を、快調に飛ばす。


中井駅付近の跨線橋から
 
06:42 神泉


 国道246号線(玉川通り)との交差点、神泉に到着する。ここまでは2年前の東海北陸自転車旅行で走ったことのある区間だが、ここ以南は全く初めて走る区間となる。東京南部とは、どうもあまり縁がない。

 途中、山手通りを外れてなぜか恵比寿駅に出てしまうというハプニングもあったが、山手線の線路沿いの道を通って五反田駅に出ることにして切り抜ける。さすがに「山の手」というだけあって、けっこう起伏がある道だ。
 そして五反田駅付近で、無事に国道1号線(「第二京浜」)に入る。時刻は7時を過ぎ、徐々に通勤客の姿が目立つようになってきた。

07:05 中原街道分岐点

 国道1号線は車道の方が走りやすい。

07:18 南馬込


「川崎8km 横浜21km 小田原70km」の案内表示が立つ。
 次第に日差しが強くなってきた。帽子を着用し、日焼け防止のため長袖の袖を下ろす。
 車道の交通量も、次第に増えてきた。

07:32 多摩川大橋




 多摩川を渡ると、神奈川県川崎市に入る。横浜までは、あと17km。
 「臨港バス」などの見慣れない塗色のバスに出会うと、生活圏の違う地域に来たのだと実感させられる。

 南北に細長い川崎市を横断し、南武線の線路をくぐる辺りで横浜市鶴見区に入る。横浜市に入るとしばらくは、起伏のある道が続く。ついでに言うと、横断歩道のない(歩行者が歩道橋を渡らされる)交差点も多い。とことん車優先に設計されているのだ。

08:12 子安付近

 東海道線・横浜線の線路越しに横浜の高層ビル群を望む

08:20 青木橋


 橋の上から、東海道線の列車を撮影。右側に見えるのは京浜急行本線の神奈川駅。
 幕末の開港を契機として横浜が発展した半面で、「神奈川」はすっかり影の薄い存在になってしまったようだった。

 横浜駅前を過ぎ、高島町付近で国道1号線と別れ、根岸線の線路に沿って国道16号線を進む。国道16号線に入って少し進んだところにあるのが桜木町駅で、日本最初の鉄道として新橋―横浜間が開業した際の横浜駅は、現在の桜木町駅付近にあったとのこと。もともとはこの辺りが「横浜」と呼ばれた場所なのだろう。なるほど、確かに旧東海道の街道筋から外れた場所に位置している。

 関内駅付近で右折する。道の名はそのまま国道16号線だが、この道をまっすぐ進めば鎌倉街道である。

08:44 吉野町三丁目交差点


 国道16号線は左へ分かれていき、直進する道が鎌倉街道(神奈川県道21号線)となる。
 鎌倉街道と言っても歴史的意味の鎌倉街道ではなく、現代の鎌倉街道は片側2車線の堂々たる幹線道路である。道路の下には横浜市営地下鉄も走っている。
 鎌倉街道もしばらくは平坦な道が続くが、上大岡駅を過ぎた辺りから起伏が目立つようになる。

09:18 「環状3号」交点付近


09:21 横浜市栄区


 ようやく上り坂を上りきると横浜市栄区で、ここから先は一気に下り坂となる。

09:30 横浜桂郵便局
 今日最初の旅行貯金。まだ9時台とはいえ外は十分すぎるくらいに暑く、服が肌にまとわり付くくらい汗だくになっていた私にとって、郵便局の涼しさは、さながら天国のようだった。ここで、「かんぽ生命」のロゴが入った団扇を貰う。

09:37 横浜桂町南郵便局
 この郵便局を出て少し走ると、ようやく横浜市を抜け、鎌倉市に入る。


市境付近

09:43 「鎌倉市街6km 江ノ島13km」


 国道1号線方面に向かう県道23号線が分岐する鎌倉女子大前交差点で左折すると、これまでの片側2車線の道路は一変して、狭い道になってしまう。起伏も交通量もあり、走るのに難儀する区間だ。

 横須賀線の線路を踏切で渡ったところで突き当たりになっており、ここで左折。横須賀線の線路に並行するように走り、鎌倉市街を目指す。

09:58 鎌倉小坂郵便局


 完全に周囲の風景に溶け込んでしまっていて、一瞬、郵便局とは気付かずに通り過ぎてしまうところだった。
 「古都・鎌倉の玄関口 鎌倉小坂郵便局」と記されたゴム印が押される。

10:01 北鎌倉駅前


 古都鎌倉らしく、ここから先は史蹟密集地帯となる。鎌倉の史蹟は過去に一通り巡ったことがあるので、今日は素通りし、鎌倉市街を目指す。
 北鎌倉駅前を過ぎると、道は鎌倉市街に向けて再び上り坂となる。10年ほど前、ヒイヒイ言いながら歩いてこの坂を上ったのも、今は昔である。そして、サミット付近で短いトンネルを抜けると下り坂。坂を下りきれば、鶴岡八幡宮だ。

10:08 鶴岡八幡宮


 ここも何度も来たことがあるので、今日は素通り。若宮大路を鎌倉駅方面に向かう。


若宮大路

 沿道にある鎌倉雪ノ下郵便局も訪問する。汗だくになった私を不憫に思ったか、局員の方が「扇風機の風がよくあたる場所」を教えてくれる。最近流行らしい「羽のない扇風機」だった。

10:19 鎌倉駅前


 かつては電車で来るのが当たり前だった鎌倉に自転車でたどり着いたことに、少しばかり感動を覚える。早起きしたおかげで、まだ10時台である。
 少しだけ休憩し、出発する。ここまで来れば、江ノ島まではあと一息だ。

10:32 鎌倉由比ヶ浜郵便局


10:40 鎌倉長谷郵便局
 さずがに世界的な観光地だけあって、周辺の道路は観光客でごった返している。大仏の絵が描かれた「宝の局名印」が押される。
 ここから先は江ノ島まで、海沿いの国道134号線を走る。

10:45 由比ヶ浜


10:47 前方に見える岩塊が「稲村ヶ崎」


10:51 稲村ヶ崎を過ぎると、前方に江ノ島が見えてきた


10:56 鎌倉稲村ガ崎郵便局
 ちょっと国道を外れて脇道に入り、郵便局を訪問する。

11:00 国道の前方に富士山が!


 ここから江ノ島までは七里ヶ浜と呼ばれる砂浜が続き、季節柄、海水浴客が目に付く。渋滞に巻き込まれてノロノロ運転の車を横目に自転車で走り抜けていくのは、気分がいい。

11:12 腰越郵便局
 腰越付近で国道134号線から離れ、腰越郵便局を訪問する。
 なお、江ノ島電鉄の腰越駅から江ノ島駅にかけては、江ノ電の電車が道路のど真ん中を走っていく場所としても知られている。せっかくなので道路を走る電車を撮影しようと思ったが、しばらく待っても電車が来る気配がないので、諦めて先に進むことにする。



11:23 江ノ島駅前


 ちょうど電車が来たばかりで、駅前は人でごった返していた。
 ここからは商店が軒を連ねる路地の中をゆっくりと走り、小田急線の片瀬江ノ島駅に向かう。

11:29 片瀬江ノ島駅前


 「竜宮城」を模したとされるユニークな駅舎で知られる片瀬江ノ島駅。池袋から5時間半かけて、ようやく目的地に着いた。

 さて、まずは駅近くにある藤沢市観光センターに向かうことにしよう。スタンプラリーの台紙が、藤沢市観光センターで貰えることになっている。

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コメント

椎名町住み

参考になりました!!
これから江ノ島に、チャリで行ってきます。
ありがとう。

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